1日目
8月18日(日)夕刻に成田空港を出発して、日付変更線を越え、同日昼頃にカナダのバンクーバーに到着しました。入国手続き後、バスで市内に向かい、グランビルアイランドやスタンレーパークでの観光を楽しみました。その後、バンクーバー郊外のラングレーまで移動し、ホストファミリーとの対面式に臨みました。対面式では、これからお世話になる先生方のスピーチの後、本校の代表生徒も英語でスピーチを行いました。そしていよいよホストファミリーとのマッチングです。初めは緊張して言葉がなかなか出てこなかった生徒たちも、ホストファミリーの温かい歓迎を受け、少しずつ緊張が和らいだようでした。
2日目
8月19日(月)朝、初めてホストファミリーの家で過ごした生徒たちは、ホストファミリーの送迎で現地校に集合しました。各家庭の様子を興奮気味に語る姿が印象的でした。この日は、終日英語の授業でした。アクティブラーニングを交えたレッスンで楽しく英語力を磨きました。
3日目
8月20日(火)、午前中は教室で英語の授業で、この日も、マシュマロ・チャレンジやKahoot!などを取り入れたアクティブなレッスンでした。午後はブリティッシュコロンビア大学のキャンパスツアーに向かいました。カナダでは屈指の名門大学で、広大な敷地内には、博物館、日本庭園、ビーチ等があります。現役の学生さんに案内していただき、緑豊かな美しいキャンパスを散策しました。「こんな素敵なところで学生生活を過ごしてみたい!」という感想も聞こえてきました。最後にはガイドをしてくださった学生さんと連絡先を交換するなど、積極的に交流を深めていました。
4日目
8月21日(水)、英語の授業も3日目に入り、英語を使うことにも少しずつ慣れてきたようです。積極的に発言する姿も見られました。午後はキャピラノ吊り橋に向かいました。この吊り橋は、ノースバンクーバー地区のキャピラノ川に架かる全長140m、高さ70mの吊り橋です。散策のスタートは、あいにくの小雨の中でしたが、途中から傘も不要になり、森林のマイナスイオンをたっぷり浴びながらのスリリングな吊り橋体験に生徒たちも大はしゃぎでした。
5日目
8月22日(木)、今日も午前中は英語の授業でした。午後はGuru Nanak Food Bank Delta でボランティア活動に参加しました。このフードバンクは、困難な状況にある人々や家庭に対して食料や生活必需品を提供することを目的としています。奉仕の精神を大切にしており、宗教や文化に関係なく、必要としているすべての人々を支援しています。運営は地元のボランティアや寄付によって成り立っているそうで、この日は、現地の学生ボランティアの方々と一緒に寄付された様々な物資の仕分け作業を行いました。地域社会のために奉仕する意義や多様な背景を持つ人々と協力することの大切さを肌で感じられる貴重な体験となりました。
6日目
8月23日(金)、英語のクラス最終日で、午後はフェアウェルパーティが行われました。午前中いっぱいかけて準備した英語でのプレゼンテーションをグループごとに行った後、各担当の先生から修了証書が手渡されました。どの生徒もプログラムをやり切った満足感いっぱいのとてもいい顔をしていました。今夜はホストファミリーと最後の夜を過ごして、明日は日本に帰ります。
7日目
8月24日(土)、ホストファミリーとお別れの日です。いつものように送迎されてきたキャンパスの駐車場では、涙を浮かべる生徒やファミリーとハグして別れを惜しむ生徒の姿も多く見られました。家族の一員として温かく迎えてくださったファミリーやお世話になった学校の先生方に感謝を伝え、ラングレーの街を後にしました。
多くの方々に支えられ、無事に7日間の行程を終えることができました。生徒たちが積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿や、協力し合って異文化理解を深めようとする姿に、大きな成長を感じました。カナダでの新たな発見や学びを通じて得たことを今後の生活にいかしていってほしいと思います。