1月16日(月)、中等部2年生の国語の時間に講師の先生をお招きし、「語り聞かせ」の授業を実施しました。講師は小中学校や図書館での語り聞かせ活動を広く行っていらっしゃる菊池彰子先生です。
「語り聞かせ」は「読み聞かせ」とは異なります。「読み聞かせ」は話し手が本を手に読むので、聞き手は絵と話を同時に楽しみます。「語り聞かせ」は語り手が本を見ずに聞き手の目を見てお話を語るため、聞き手は与えられた絵ではなく、“自分で思い描いた頭の中の絵”を見ながらお話を聞くことになります。
今回の授業では「ヴァイノと白鳥ひめ」「かしこいモリー」「赤鬼エティン」の3作品を、菊池先生が生徒たちにストーリーと絵を伝えるように語ってくださいました。聞いている生徒たちの頭の中には思い思いの物語の絵が浮かんできたことでしょう。デジタルコンテンツが盛んでお話を「見る」ことが多い現代ですが、「聞く」ことで自分の想像力を膨らませる、このような機会も大切にしていきたいものです。