家庭研究部はこれまで、8月に各家庭から出される古着が集まるファクトリーを訪ね、古着のリユース・リサイクルを学んだ後、ファッションショーで披露する古着を調達し、その古着でリメイク服を作成しました。
かんきょう文化祭では、11月2日に生徒の作成したリメイク服を作品展示し、3日にはそのリメイク服を中学生有志のチアチーム「Livery Stars」が着用して躍動感あふれるダンスを披露してくれました。食べるもの・着るもの・所有するものには人は関心を持ちますが、不要となってしまった段階で、関心の輪からそっと外れてしまうものです。しかし、「無関心」が集まった「ごみ」には大きな可能性、クリエイティブな余地がたくさんあります。どのようにリデュース(発生抑制)するか、リユース(再利用)できる方法はないか、リサイクル(再資源化)して何か新しいものを作ることはできないか。「ごみ」は新しい仕組みや仕掛けを作ることで、新たな価値や仕事を創造できる可能性を持つ資源にも変化するのだということを学び、私たちにできることを考える良い機会になりました。
なお、本校生徒の作品が賞をいただきました。サポートしてくださった皆様に心より感謝いたします。